更年期と不安感、情緒不安定の関係

更年期と不安感、情緒不安定の関係

 

更年期に起こる障害のどれもが厄介なものです。のぼせやホットフラッシュ、冷えなどの血流障害が出る人もいれば、立ちくらみやめまい、頭痛を感じる人もいます。そのような肉体的な症状に限らず、精神的に落ち込んだりイライラする人もいるでしょう。

 

イライラすると精神が興奮するため、ストレスも感じやすくなります。ここでは、更年期障害で起こる不安感や情緒不安定との関係についてお話しましょう。

 

自律神経とホルモン

 

更年期障害が起こるのは、女性ホルモンのエストロゲンが減少するためです。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、2つがバランスをとることによって健康を保っています。しかし、閉経に向けてエストロゲンの分泌率が急に低下するため、バランスをとれなくなってくるのです。バランスをとりにくくなってくるのは、ホルモンだけではありません。

 

ホルモンと深いつながりがある自律神経が影響を受けることもあります。自律神経も交感神経と副交感神経のバランスをとりながら健康を保っており、交感神経が優位に立つと興奮したりやる気が出たり、怒ったり元気が出たりします。

 

逆に、副交感神経が優位に立つと、リラックスしてきて眠くなったり穏やかな気持ちになります。更年期障害で交感神経が優位に立ちやすくなると、理由もないのにイライラしてしまうことがあります。

 

また、やる気が出なくなったり、落ち込みやすくなることもあるでしょう。こうした情緒不安定な状態を改善するためには、ホルモンバランスをなるべく整えて自律神経のバランスもとることが必要なのです。

 

自律神経のコントロール

 

自律神経は、自分の意思でコントロールできるものではありません。しかし自律神経のバランスをとるには、規則正しい生活を送るなどの方法があります。食事や睡眠時間をきちんと決めて守るだけでも、自律神経は整えられてきます。睡眠をとりやすくしてくれるような自然の成分もあり、サプリメントや医薬品でとるようにすると役立つでしょう。